ポルナレフは5部で死亡していた?ディアボロとの過去やその後が気になる
この記事では、ポルナレフは5部で死亡していたのか?ディアボロとの過去やその後のポルナレフの動向など気になることをまとめました!
1987年から週刊少年ジャンプで連載されて今も絶大な人気を誇る漫画、「ジョジョの奇妙な冒険」。テーマは全編通して「人間賛歌」であり、清々しいほどかっこいい主人公と魅力的な悪役が繰り広げるバトル・ロマンホラー漫画です。
個性的な絵、擬音、ポーズ、台詞まわしが多く老若男女コアなファンを多く持つ作品です。
ポルナレフは5部で死亡していた?
第3部で活躍したポルナレフが第5部で登場してきたときは驚きました。
ゆえに、ポルナレフは5部でも生きていて、尚且つ最後まで生き残っています!形状はだいぶ異なってきますが…(苦笑)(詳しくは後述しております)
そもそも、5部はジョルノについて調べるように空条承太郎が広瀬康一に依頼してきた所から話は始まります。
故に、最終回目前、登場するなら承太郎だと思いきや出てきたのはポルナレフだったので、本誌を読みながら思わず「ポルナレフ?!」と叫んだほどですw
さて、ポルナレフが、読者の前に再登場したのは単行本61巻「グリーンディとオアシス その12」からです。
実はその前からブチャラティ達とコンタクトを取っていた人物がポルナレフだったのでした。(単行本59巻 「もしもし!通話中 その1」)
第3部でのたくましい姿とはうってかわって右目、両下肢、を失い車イス姿で再登場したポルナレフ。
その痛々しい姿の原因は過去、ディアボロに挑み敗れているからです。
最終決戦の場となったコロッセオでブチャラティ達を待つポルナレフの前に現れたのは、ブチャラティとディアボロの別人格ドッピォでした。
ドッピォの異常さに気づいたポルナレフは、彼に攻撃を仕掛けますが、ドッピォの人格を脱ぎ捨てたディアボロの前に再び敗れます。
ポルナレフは死の間際、シルバー・チャリオッツを自身が持っていた「矢」で突くことで、スタンドの暴走状態の影響で引き起こされる魂の入れ替わりにより、何とか魂だけこの世にとどまることできました。
近くにいた亀ココ・ジャンボの魂と入れ替わってしまい、世にも奇妙な喋る亀となったポルナレフでしたが、何とかジョルノ達と合流することができました。
ポルナレフはこれまでの活躍とは?
主な活躍は第3部スターダストクルセイダースの中で見ることができます!
初登場は悪のカリスマ、ディオに肉の芽を植え付けられジョースター一行の前に刺客として現れます。アヴドゥルとの激闘の末、誤解は解け承太郎に肉の芽を取り除いてもらい正式な仲間となり旅をすることになりました。
ポルナレフは最愛の妹を辱しめののち惨殺した男への復讐を胸に秘めています。
戦いにおいて、アヴドゥルを追い詰めることができ、またスピードもスタープラチナと並ぶほど高い戦闘力を持つ腕利きのスタンド使いですが、仲間の前ではムードメーカー的な存在として定着しつつあります。
とかくトイレでのトラブルは多く、便器を舐めたであろうシーンは記憶に新しいのではないでしょうか。
もちろん、誇り高き戦士であるため惚れ惚れするほどかっこ良いシーンが多く、妹の敵を打つシーンはもちろんのこと、個人的にセト神の暗示をもつアレッシーとの対決ではアレッシーのスタンド攻撃により子供の姿にされてしまったポルナレフが自分を助けてくれた女性マレーナを幼いながら必死に守る姿が健気で好きですね。
その後、何とかアレッシーを倒し(実際倒したのは承太郎)マレーナを守ることができたポルナレフ。
自分を追いかけてきてくれたマレーナに真実は告げず立ち去ろうとするポルナレフ。
第5部では、直情的だった性格とはうってかわり現状をよく理解、分析しジョルノ達を勝利に導いています。
スタンドはシルバー・チャリオッツ、中世の騎士のような甲冑を身にまとったような姿のスタンドであり、武器はレイピアて基本的にはフェンシングのように攻撃します。
針を飛ばすことも可能だが外してしまえばその後攻撃できないため、奥の手の奥の手の技でしょう。
ポルナレフとディアボロの過去とは?
ディオ撃破後、承太郎とポルナレフはエジプトから発見された「矢」と「弓」の行方について調べ始めました。
発掘作業のバイトをしていた青年に「矢」と「弓」を持ち去られ、現在は彼の故郷と思われるヨーロッパにあることを突き止めたポルナレフは核心に迫ります。
その青年こそ、のちのディアボロなのです!
青年ディアボロはギャング組織「パッショーネ」を構築し組織のボスとなり組織の頂点に君臨していました。
ポルナレフに正体を突き止められるもキング・グリムゾンの能力でポルナレフを破ります。
ポルナレフの敗因は2つ。
- 組織の手により社会的に孤立させられ承太郎へ助けを求めることができなかったこと。
- ディアボロの能力が余りにも邪悪で巨大だったこと。
瀕死の重傷をおい、海に投げ捨てられるも何とか生きのびたポルナレフはその後、農村の廃家でひっそりと暮らしていました。
それにしても瀕死の重傷にもかかわらずよく生きていたものです。これに関してはのちに再開したディアボロも驚いています。
SW財団のお陰かと思いましたが、もし、SW財団がかかわっていれはディアボロのことは承太郎の耳に入っているはずです。
しかし、承太郎が探していたのはジョルノの方でした。ということは、ポルナレフはSW 財団の力を借りずして自らの生命力で傷を治し九死に一生を得たことになります。
幼少期からスタンド能力を使えたポルナレフですから、生命エネルギーは十分持ち合わせているでしょう。
ひっそりと暮らしていたある日、ポルナレフは家具の隙間にうっかり「矢」を落としてしまいます。
体の不自由なポルナレフは取ることができないのでチャリオッツを使い取ろうとしたとき、うっかりチャリオッツの指を「矢」で傷つけてしまいます。
その時、スタンド能力には先があることを偶然気づくのでした。
その先の能力は全生命の魂を支配することができる力。1度はディアボロに敗れたポルナレフですがいつかこの力を支配でき、ディアボロを倒すことができる者が現れると信じ、息を潜めるようにひっそりと暮らしていました。そして、ジョルノ達に出会うことができたのです。
ポルナレフの場合、スタンド能力の衰えから「矢」によって引き出されたチャリオッツの力を支配することはできず、ディアボロに再戦するも敗北してしまいます。
ポルナレフはその状態にあるスタンドをレクイエム(鎮魂歌)と呼ぶことにしました。
ポルナレフの5部でのその後は?
第5部後のポルナレフはどうなったのでしょう?
実は、ジョルノ率いる新パッショーネのNo.2になっていたのです!
(亀なのに!)
シルバー・チャリオッツレクイエムの影響で亀と魂が入れ替わった際は、喋る亀としてジョルノ達を勝利に導きました。
その後、シルバー・チャリオッツレクイエム消滅後、亀(ココ・ジャンボ)の魂は亀の肉体に戻ることができ、戻る体の無いポルナレフの魂はあの世へ旅立つはずでしたが亀のスタンド能力(ミスター・プレジデント)に引き寄せられ亀の中にとどまることができたようです。
ジョジョの奇妙な冒険、外伝小説「恥知らずのパープルヘイズ」で亀でありながらパッショーネのNo.2であることが書かれています。
本来ならミスタがNo.2のはずですが、彼の個人的な理由からNo.2はポルナレフに譲ったとされています。
まとめ
第3部で活躍したポルナレフ、なんと第5部でも登場し主人公達を勝利に導くのでした。
第3部で刺客として現れたのはポルナレフでしたが仲間になるととても仲間思いの気のいい人物です。
「矢」の追跡調査でディアボロの正体を知るも、ディアボロのスタンド「キング・グリムゾン」の前に敗北。
九死に一生を得て、ひっそりと暮らしながらディアボロを倒す機会を狙っていました。
対ディアボロでは亀の肉体ながら見事なサポート力でチームを勝利に導きました。
その後はパッショーネの亀でありながらNo.2として暮らしているそうです。