ジョジョの漫画は現在何巻の何部まででて世界はどうなってるか気になる(2019年版)
この記事では、ジョジョの奇妙な冒険の漫画は、2019年現在何巻の何部まででて、世界はどうなってるかまとめました。
長年愛されている漫画は数あれど、長年愛されていて、現在も連載中の漫画はジョジョの奇妙な冒険をおいて他にはなかなかないでしょう。
ジョジョの漫画は現在何部まで?
ᴊᴏᴊᴏʟɪᴏɴ ジョジョリオン pic.twitter.com/vm7NOVehBx
— nomi (@nomiyasha) September 27, 2019
2019年現在、ジョジョの奇妙な冒険はシリーズ第8部です。
タイトルは「ジョジョリオン」。
作者による造語です。現在、ウルトラジャンプにて連載中。
主人公は記憶喪失の青年…
舞台は日本、S市杜王町。
杜王町と聞いて、ピンと来ないジョジョファンはいません。
しかし!あの杜王町とは違うようです!
第6部の戦いで世界は一度滅び新しい世界が作られました。
前作第7部スティールボールランのアメリカ横断レースから120年後の世界です。
杜王町で起こった大災害後に発見された隆起した断層、通称「壁の目」で一人の青年が発見されました。
その青年は一切の記憶を失っていました。
その後、「壁の目」付近の土地を所有する東方家に引き取られ「東方定助」と名付けられた青年は自分が何者であるか知るべく、様々な謎を解き明かしながら真実に向かう物語です。
ジョジョの原作最新刊は何巻?
2019年時点で第8部ジョジョリオンの原作最新刊は21巻まで出ています。
21巻はサスペンス色の強い話になっており、いつにも増して先が気になる話でした。
時系列が前後するので、複雑な内容になっており最後まで目が離せません。
21巻では、TG大学病院を舞台に新ロカカカの枝をめぐって岩人間羽伴毅(うーともき)と戦闘。
康穂たちは院内の研究実験室で、大量のロカカカが栽培、研究されていることを知ります。
追い詰められるも無事、羽伴毅を撃破することができました。
しかし、新ロカカカのありかを掴むことはできず21巻に続きました。
残る敵はTG 大学病院院長、明負悟(あけふ さとる)を残すのみ。
明負の顔さえ分かれば康穂の「ペイズリー・パーク」で追跡できるのですがこの病院に、院長である明負の顔がわかるものが何ひとつありません。
明らかに何か秘密があるような気がして、読んでいてハラハラしてきます。
明負らしき老人を発見し追跡を開始するもなぜか近づくことができません。
21巻の半分が院長、明負への追跡が描かれています。
しかし、追い詰めるつもりが追い詰められていたのは康穂と定助の方でした。
やはり、院長もスタンド使いなのでしょう。
詳しく書かれていませんが、近づく者に物をぶつけてくる力があるようです。
また、21巻では東方剣(ひがしかた つるぎ)についても描かれています。
もうすぐ、病が発病してしまうかもしれない剣と父、常敏(じょうびん)との関係、祖父憲助の剣への思い、母、密葉(みつば)の思い。様々な思いが剣を取り囲みます。
剣は時々大人顔負けの覚悟をみせ、これまでのジョジョ主人公顔負けの凄みを感じさせるところがあります。
しかし、その覚悟が暴走してしまったら東方家が悲惨な運命をたどる予感がしてなりません。
スタント名が「ペーパー・ムーン・キング」ですし(常敏のスタンドもスピード・キングだが)、東方家の子供たちの名前がトランプに由来するとしたら「キング」のつく剣がキーマンになりそうだと思いませんか?
さらに、21巻には東方家の土地を狙うマコリーンという大富豪も登場します。
そして、その愛人として笹目桜二郎(ささめ おうじろう)が再登場します。
剣と笹目はどうやら知り合いのようで、接触を予感させながら21巻は終了します。
ちなみに笹目は1巻「ソフト&ウェットその④」で初めて描かれています。
定助が初めて戦ったスタント使いです。まさかの再登場に驚きました。(実は忘れていたが再びジョジョリオン1巻から読み返して気がついた)
22巻では院長のスタンド、剣と笹目の関係が明らかになるでしょう!
最新刊の世界感のまとめ
最新刊の世界観、それは信念に生きる人間達の縮図。
歴代ジョジョのように分かりやすい友情、努力、勝利 と違う雰囲気がします。
週刊から月間に移りSBRからセクシャリティな描写が増え大人向けになり、ジョジョリオンはよりミステリー感が強まったためかもしれません。
しかし、己の信念に基づき敵を撃破する姿は歴代ジョジョに通じるものがあると思います。
特にSBRのジョニィ・ジョースターの「漆黒の意思」が強く影響されているように思います。
第6部ラストでジョジョは重大な転機を迎えました。
第6部のボス、プッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」により、宇宙は一巡して再び再始動しました。
人々は無意識に魂に刻み込まれた運命に覚悟する、これがプッチ神父の望む「天国」で、その力は発動者(この場合はプッチ神父)であれば運命を変えることが可能。
ディオの望む「天国」はこの運命ですら超越した力を手に入れることだったのでしょう。
ディオがジョースターの血統に打ち勝つためにはこの力がどうしても必要でした。
しかし、ディオは夢半ばで第3部で倒され、プッチ神父の望みはエンポリオにより打ち切られます。
その影響でプッチ神父は元々この世界に存在していなかった世界が生まれました。
つまりパラレルワールドの誕生です。
その世界こそが第7部SBR の舞台です。
これまでのジョジョは「血統」が物語の鍵を握っていました。
ジョースター家の「黄金の精神」です。とてもカッコいい響きですが、血統が優秀ならその子孫も優秀なのでしょうか?
祖先が劣等であれば、子孫も劣等なのでしょうか?血統を重視するとか差別的な思想に発展しかねません。
同じ一族ではなくても「黄金の精神」は繋いでいけること表現したのが、第6部ラストから第8部ジョジョリオンの世界だと思います。
まとめ
現在第8部「ジョジョリオン」がウルトラジャンプにて連載中。主人公は記憶喪失の青年、東方定助。
原作最新刊は21巻。これまでのジョジョとは違いミステリー要素が強い。
信念に生きる人間達の縮図。己の信念に基づき真実に向かう人々の姿が描かれている。
ジョジョの奇妙な冒険第8部について考察してみました。
戦闘シーンよりも心理戦が多く描かれている第8部ジョジョリオン。
なかなか難しい内容になっていますが、最新刊21巻ではラスボスと思われる人物に迫ります。
受け継がれる「黄金の精神」は誰にでも存在する!まさに人間賛歌のジョジョシリーズ。