ジョジョ|ファニー・ヴァレンタインには元ネタがあった?
この記事ではジョジョのファニー・ヴァレンタイン大統領には元ネタがあったのか?考察してみました。
ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティール・ボール・ラン」のラスボスであるファニー・ヴァレンタイン大統領。
そんなヴァレンタイン大統領には元ネタが存在するようです。
一体なんでしょうか?
まずはファニー・ヴァレンタインが誰なのか?もしかしたらアニメしかご覧になられていない方はわからないかもなので、プロフィールからお伝えします。
ファニー・ヴァレンタインのプロフィール
こちらがファニー・ヴァレンタイン大統領のプロフィールになります。
- 生年月日:1847年9月20日
- 年齢:43歳(?)
- 国籍:アメリカ
- 職業:第23代アメリカ合衆国大統領(1889年就任)
- 妻:スカーレット
- スタンド:D4C
参照元:http://blog.livedoor.jp/
大統領の年齢は43歳としておきましたが、実は確定していません。
スティール・ボール・ランの17巻でヴァレンタイン大統領は48歳だと明記されています。
つまり、43歳か48歳かどちらかわからないんですね。
どちらかがミス表記をしてしまったのでしょうか。
また、大統領の妻のスカーレットですが、強烈なキャラでしたよね。
スカーレットとルーシーが話した際に、スカーレットは女の子が好きと発言していましたが、突然お尻で顔を押しつぶしてほしいというとんでもない要求をしてきます。
圧迫よォッ!呼吸が止まるくらいッ!興奮してきたわッ!早く!『圧迫祭り』よッ!
「圧迫よォッ! 呼吸が止まるくらいッ! 興奮して来たわッ! 早く! 「圧迫祭り」よッ! お顔を圧迫してッ!」
ヴァレンタイン大統領夫人もはや趣味の世界。これがかの有名な「圧迫祭り」 pic.twitter.com/UBuU0s1cok
— ジョジョワールド (@jojo_mania_jojo) September 24, 2019
一応、このシーンはシリアスな場面なのですがこの字面だけ見ると笑いが込み上げてきてしまいます。
それではいよいよファニー・ヴァレンタインの元ネタに迫ります!
ファニー・ヴァレンタインの元ネタとは?
続いて、ファニー・ヴァレンタイン大統領の元ネタについて解説していきます。
ファニー・ヴァレンタインの名前の元ネタは「My funny Valentine」という曲からきているのではないかと考えられます。
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」(My Funny Valentine)は、1937年にリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートにより作詞・作曲され、ミュージカル『ベイブス・イン・アームス』で発表されたショー・チューン。
Wikipediaより抜粋
ジョジョのスタンドや登場人物は洋楽が元ネタになってることが多いですよね。
ちなみに、大統領のスタンド「D4C」にも元ネタがあります。
これは、AC/DCという海外のロックバンドの「dirty deeds done dirt cheap」という曲が元ネタになっています。
まとめ
- 大統領の名前の元ネタは「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
- D4Cの元ネタはAC/DCの曲
ちなみに、ヴァレンタイン大統領は作中でナプキンの話をしますがこの話にも元ネタがあるそうです。
「クォーク―素粒子物理はどこまで進んできたか (ブルーバックス)」という南部 陽一郎さんが書いた書籍にこういう一文があります。
「大勢の客が丸いテーブルにぎっしり着席している。各席の前には皿、ナイフ、フォーク、ナプキンが置いてあるが、左右どちらのナプキンが自分に属するかわからぬほど左右対称になっている。そのとき、だれか一人が右側のナプキンを取り上げれば他の客もそれにならい、とたんに対称性が自発的に破れてしまう。」
おそらく、この一文からあの名言が生まれたのではないかと考えられます。
ナプキンのエピソードは7部で個人的に一番好きですが、元ネタがあったようです。
荒木飛呂彦先生はこの書籍を読んだのでしょうか。