ジョジョ｜5部のボスはなぜ女を憎んでいるのか？生い立ちも気になる
この記事では、『ジョジョの奇妙な冒険』5部のボスはなぜ女を憎んでいるのか？その生い立ちなど、ジョジョ5部のボスについて気になったことをまとめています。
ジョジョ5部というと、パッショーネというマフィアを軸に据えた物語です。
明日は台風なのでお家でアニメでも観ましょう👐
ジョジョの奇妙な冒険5部黄金の風は世の中で一番面白いアニメだと思ってるので是非観てください‥5部から始めても全然面白いです‥ギャングが各々の正義の為仲間との絆を深めながら頂点を目指すキラキラストーリーです絵とキャラは濃いけど慣れます pic.twitter.com/bCKF2JpYgg— 加藤しょこらa.k.a.鈴川愛依(Wagamama Records) (@katochocola0409) October 11, 2019
マフィアが軸なだけあってそれまでのシリーズ以上により暴力的な印象が強く、それと同時に過激な表現も増えていきますよね。
ジョジョ｜5部のボスとは？
パッショーネのボスは物語終盤までその素顔を見せることなく、自分の素性に繋がるものを排除してきました。
そんなボスの正体はディアボロという名の男なのですが、彼は生まれ持った二重人格体質によって巧妙に正体を隠していました。（厳密には2つの魂が1つの体に入っています。）
#jojo_anime
黄金の風9巻きた！
ディアボロかっこいいな！ pic.twitter.com/ZjS2E7ZEMy— ひそか (@Nappoco94) October 13, 2019
もう一人の人格はヴィネガー・ドッピオという気弱な少年の魂です。
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/jOhMnyf3hx
— ヴィネガー・ドッピオ (@DOPPIO_0608) October 6, 2019
ドッピオ自身はディアボロの忠実な部下であり、ディアボロの指示を電話（というかひとり言）で受けて実行しています。
唯一ディアボロの指示を直接受けられる人間で、それを誇りに思っているシーンが見られましたね。
ディアボロ自身も、パッショーネの人間を使うことが出来ず自分で対処せざるを得ない案件にはドッピオを使って処理をさせています。
ジョジョ｜5部のボスは何故女を憎んでいるのか？
結論から先に言ってしまいますと、女を憎んでいる訳ではありません。
ディアボロは自身の正体が明るみに出ることを極端に嫌っており、ディアボロの正体を探ろうとした裏切り者を見せしめに殺害して送りつけるなど、行動が徹底しています。
娘であるトリッシュを殺害しようとしたから、女を憎んでいると思われているのかと思われます。
ですが、上述した通りディアボロ自身の正体に繋がるものは排除する性格であるため、娘のトリッシュを排除してディアボロの正体を守ろうとしていただけなのです。
ジョジョ｜5部のボス、ディアボロの能力は？
ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」は異例として２つの能力があります。
一つ目の能力は「十数秒間、時間を消し飛ばす」能力です。
言葉にするとわかりにくいのですが、例えば「空のコップに水を注ごうとしたら水が溢れていた」「これから食べようとした食べ物がいつの間にか口に入っている」などの事態が起こります。
消し飛ばした十数秒の間はディアボロのみ動くことが可能で、他の人間は「消し飛ばされた」事は認知出来ますが消し飛ばされた時間に何があったのか知ることが出来ません。
また、消し飛ばした時間の中ではディアボロへの攻撃はすり抜けますが、同時にディアボロも他者に触れる事ができません。
二つ目の能力は「十数秒先の未来が見える」能力です。
未来視の的中率は１００％の運命ですので、敵の攻撃がどこから来るか未来視して回避しようとしたとしてもその通りに当たってしまいます。
そこでディアボロは、２つの能力の弱点を補い合うように未来視をして時間を消し飛ばす事で、攻撃を食らう運命を消し飛ばす手段を取っています。
また、攻撃する場合は時間を消し飛ばして敵の死角に移動して攻撃する事が多いのですが…
キング・クリムゾンで攻撃するのであれば、周囲の目が少ない所を選ばなければ誰かにディアボロ自身の正体がバレてしまうというリスクがあるために、正体を隠したがっているのですね。
能力的にも、攻撃をするよりも自身を守る方が向いている能力のようです。
個人的には落下物や飛び道具などとの相性が良く、撃った（落とした）後に直撃する寸前まで時を飛ばせば確実に当てることができる、と考えています。
・・・そう考えるとキング・クリムゾンのパンチに拘らず、石を投げさせたりボウガンを死角から撃った後に時をすっ飛ばせばいいのでは？と思ってしまいます。
スタンド能力は（広瀬康一のエコーズのようなACT別に能力が変わるものを除いて）１人１つが原則のはずなのですが、何故かディアボロは素で２つあるのも疑問ですよね。
シルバーチャリオッツレクイエムによって魂と肉体が入れ替わってしまったシーンにて、各スタンドが各本体の魂と一緒に入れ替わっていました。
そこから察するに、１つの魂に１つの能力と考えられます。
ディアボロとドッピオという２人の魂を１人の体に持っているため、２人の魂と同じように２人の時を消し飛ばす能力と未来視の能力が合体して１つのキング・クリムゾンというスタンドになったのでしょうね。
ジョジョ｜5部のボス、ディアボロの生い立ちは？
ディアボロは、1967年にイタリアの刑務所にて獄中出産されました。
刑務所では育児できないと判断され、母の故郷であるサルディニア島にある教会に引き取られています。
19歳まで教会の神父のもとで養子として暮らしていましたが、どこで見つけたのかディアボロの母を自室の床下に監禁していた事が神父にバレてしまい、村を燃やしてディアボロ自身も死んだことにして雲隠れしました。
神父とともに暮らしていた際のディアボロは「臆病でどんくさいがさっぱりした性格」と言われていましたが、ディアボロ自身の性格とはまるで合いません。
また、サルディニア島で暮らしている際に交際していた女性は当時旅行で訪れていたドナテラ・ウナで、5部の鍵とも言えるトリッシュ・ウナの母親でした。
ドナテラがディアボロ（当時は偽名を使っていました）を探さなければ、娘がいた事が発覚しなかったというのも皮肉な話です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
- パッショーネのボスは「ディアボロ」、必要に応じて「ドッピオ」が身体を動かしている。
- 女を憎んでいる訳ではなく、正体に繋がる娘・トリッシュを排除したかっただけ。
- 「キング・クリムゾン」は十数秒、時を消し飛ばす能力と十数秒先の未来を見る能力を持つ。
５部はディアボロのキング・クリムゾンをはじめとして、わかりにくいスタンド能力がちょくちょく出始めます。
ですが、それ以上に「よくこんな能力思いつくな」と思えてしまう能力が出てきて「次はどんな能力が出てくるのかな」と期待させてくれる面白みが、ファンの心を掴んで離さない秘訣なのでしょうね。
