ジョジョ4部漫画のネタバレ!29巻~47巻を一気に無料で読む方法もご紹介!
この記事では、漫画版ジョジョ4部(29巻~47巻)のネタバレや漫画を無料で読む方法についてまとめています。
ジョジョの奇妙な冒険は荒木飛呂彦原作、1986年から続く集英社の人気漫画シリーズです。
累計発行部数1億冊を超える本作の、第4部は単行本の29巻から47巻まで掲載されており、第3部に直接に連なる物語として描かれています。
ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助が主人公で、シリーズ初の全篇日本の仙台市杜王町が舞台の物語。
Contents
漫画版ジョジョの奇妙な冒険|第4部ネタバレ込みのあらすじ
東方仗助登場編
1999年4月。仙台市杜王に住む高校1年生の広瀬康一は、ある日身長190cmはある男とぶつかります。
その男は第3部主人公の空条承太郎で現在28歳となっており、海洋生物研究者としてその筋では知られた存在です。
承太郎は、杜王町へジョセフ・ジョースター自身も知らなかった浮気相手との子供・東方仗助という男を探しに来ていました。
東方仗助は広瀬康一と同じ学校に通う高校一年生。
特徴的なリーゼントヘアをしており、普段は温厚ながら髪の毛についてイジられるとブチキレてしまいます。
承太郎はジョセフの使いとして来ると決めた時から、殴られても仕方がないと思っていました。
しかし、仗助は承太郎の話を聞くと、殴るどころか頭を下げ、迷惑をかけて申し訳ない、自分の母親はジョセフを愛しており、自分もそれで納得している、お金などの気遣いはいらないと言いました。
見かけによらない丁寧な態度を見せた仗助でしたが、髪の毛のことをイジられた直後、承太郎に攻撃姿勢を見せます。
承太郎はスタープラチナを出して先制攻撃し、これがスタンドという力であることを説明します。
仗助は頭に血が上っており、スタンド・クレイジーダイヤモンドで攻撃します。
承太郎は久々にスタープラチナ・ザ・ワールドで時を止め仗助に対応しました。
クレイジーダイヤモンドは、攻撃としてのパンチの他に殴ったものを修復する能力を持っています。
承太郎の帽子も変な形に修復されていました。
ようやく落ち着きを見せた東方仗助に、この街にスタンド使いの脅威が迫っていると告げます。
承太郎と仗助の杜王町を守る戦いが始まろうとしていました。
虹村兄弟編
東方仗助は広瀬康一と学校帰りに、コンビニ強盗のスタンド使いを倒します。アンジェロというその男は、液体を媒介にして他人の身体に侵入し乗っ取る能力を持っていました。
仗助を逆恨みしたアンジェロは、仗助の祖父を殺害し、母親も乗っ取ろうとしますが、阻止されます。承太郎と協力してアンジェロを倒し、仗助は杜王町にスタンド使いが集まってきていることを実感するのでした。
杜王町にスタンド使いが集まっている原因は、虹村兄弟にありました。
虹村形兆・虹村億泰の兄弟は、とある目的を果たすスタンド使いを探しており、スタンド能力を呼び起こす弓矢で杜王町の住人を何人も射ぬいていたのです。
虹村兄弟はかつてDIOの手下となり肉の芽を植え付けられ、今ではその影響から奇形化し、人並みのこともできず、死ぬこともできない父親を殺すためのスタンドを探していたのでした。
仗助は目的のために手段を選ばない形兆を倒し弓矢を回収しようとしますが、電気を介したスタンド・レッド・ホット・チリペッパーに阻まれ、虹村形兆は殺されます。
広瀬康一は虹村形兆との戦いの中で、矢に打たれエコーズのスタンドを獲得しました。音を具現化する能力をもつエコーズは物語が進むにつれ進化していく珍しいタイプのスタンドです。
億泰は仗助に敗れ、形兆にとどめを受けた後死にかけたところを仗助のクレイジーダイヤモンドで傷を治してもらったことから、これ以降仗助や康一とつるむようになっていきます。
その後、サーフェス、山岸由花子のラブデラックス、トニオ・トラサルディーのパール・ジャムに出会い、物語は進んでいきます。
ジョセフ・ジョースター来日編
虹村形兆から弓矢を奪ったのは、レッド・ホット・チリペッパーというスタンド。電気を介して遠隔操作できるこのスタンドの本体を割り出すために、アメリカから念写のできるジョセフ・ジョースターが来日することになります。
電柱のない野原へ仗助、康一、億泰を呼び出した承太郎は3人にジョセフ来日を伝えますが、レッド・ホット・チリペッパーは億泰が乗ってきたバイクのバッテリーに潜んでその話を聞いていました。
念写のできるスタンド使いがいては、正体がばれると考えたレッド・ホット・チリペッパーはジョセフの船が着く港を狙います。
チリペッパーを港で待ち受ける仗助と康一は、ラジコン飛行機で船に近づくのを予想しますが、そこへチリペッパー本体の音石明がギターを奏でながら登場します。
地下の配管をつたい港に無数にある排水口から、もぐらたたきのように顔を出し攻撃してくるチリペッパーでしたが、仗助はクレイジーダイヤモンドでコンクリートを原料のコールタールまで修復し、チリペッパーの場所を掴み倒すことができました。しかし、密かに船に乗船し乗組員に紛れ込んだチリペッパーでしたが、先回りしていた億泰によって倒されます。
こうして無事にジョセフの乗った船は杜王町へ到着します。
ジョセフ・ジョースターは79歳の高齢となっており第2部や第3部で見せた精悍な姿は失われ、痩せた老人になってしまっています。
ジョセフの杖が折れてしまい船を降りるのを難儀しているところ、仗助が肩を貸してやり、ぎこちないながらも初めて会った父親に優しくするのでした。
岸辺露伴と杉本鈴美編
音石明はスタンドの弓矢を使い、ネズミを射抜いていたことを告白しました。承太郎と仗助は共闘してネズミを倒します。
ある日、広瀬康一は岸辺露伴という人気漫画家が杜王町に住んでいることを知り、サインをもらいに行きます。露伴は漫画のネタになると康一を招き入れます。
岸辺露伴はスタンド・ヘブンスドアーの使い手でした。ヘブンズドアーは対象の相手を本にして読み、さらに書き込みをして記憶をすり替えたり、行動を制限することもできる恐るべき能力です。
康一は記憶を奪われてしまい、その分の体重も失ってしまいます。露伴は、康一の記憶からスタンド使いが自分の他にも存在することや、東方仗助や、空条承太郎、虹村億泰らの情報、これまで起きた事件について知り、興奮します。
露伴は金や名誉のためでなく読んでもらうためだけに漫画を書いており、そして漫画のネタのためなら手段を選ばない性格でした。
康一が露伴の家ですべての記憶を奪われそうになりピンチに陥ったとき、登校中に見知らぬ家へ入っていく康一を見かけた仗助も億泰が助けに来ます。
康一の記憶から仗助が髪型についていじられるとキレる性格であることを知り、髪型をボロクソにけなす露伴でしたが、クレイジーダイヤモンドのドララララッシュの前に倒れました。
後日、露伴は道で康一と偶然会い、この時のことを謝罪しつつ康一を地図にない道へ付き合わせます。
コンビニと薬局の間にあるはずのない道を通る二人は、その空間から出られなくなってしまいます。
そこへ、幽霊の杉本鈴美が現れ、この場所があの世とこの世の境い目であること、鈴美はある殺人鬼に殺され、犯人はは今も杜王町に溶け込み、殺人を犯していることを話します。
にわかには信じられない露伴と康一でしたが、鈴美の背中には、酷い傷がありました。亡くなった人間はこの空間を通り、鈴美は自分と同じ傷を持つ人を何人も見かけたと言うのです。
杜王町を救わなければならない、そしてそれは生きている人間がやるべきだと言いました。
康一と露伴は承諾します。そして、この空間を通る出るためには、ポストを左に曲がって決して後ろを振り向かないこと、と教わって元の世界へ戻ることができました。
鈴美は、いつでもここに来て、露伴ちゃんと康一くんと言い残して消えました。
元の世界で杉本鈴美の事件について調べていた露伴は、幼い頃の自分が事件のあった当日杉本家に預けられており、鈴美が窓から逃してくれたため助かったことを知り、運命を感じるのでした。
吉良吉影編
重ちーはハーヴェストという無数の小さなスタンドを操る中学生。街中の小銭を集めてお小遣いにしていました。
仗助と億泰は、ハーヴェストを敵と思い追跡しますが、重ちーと出会って仲良くなり共同でお小遣いを稼ぎます。
しかし、知り合ってしばらくして重ちーは死んでしまいます。死ぬ間際、重ちーはハーヴェストの一匹を仗助の元へ寄越し、犯人から奪った服のボタンを渡しました。
犯人は吉良吉影。杉本鈴美を殺した張本人であり、今も殺人を続けているスタンド使いでした。
仗助たちは重ちーを殺した犯人を追うことを誓い、承太郎がボタンから手がかりを探すことになりました。
山岸由花子は康一に恋する女子高生で、髪の毛を自由に動かせるラブデラックスのスタンド使い。
エステティシャン・辻彩の、顔や形を入れ替えるスタンド・シンデレラによって、紆余曲折あって晴れて康一と恋人同士になります。
ある日康一は、承太郎とばったり会い、重ちーのボタンの手がかりを聞きに洋服の修理をしている店へ行きます。
そこでボタンについて聞くと、まさにそのボタンの服が修理に出されていました。依頼主の名前を店主から聞き出そうとしたとき、店主は爆発してしまいます。
吉良吉影のスタンド・シアーハートアタックは、触れると爆発する遠隔操作型のスタンドです。
承太郎と康一は、シアーハートアタックを倒そうとしますが、スタープラチナの力でも中々倒すことができず、承太郎は康一をかばって爆発に巻き込まれてしまいます。
康一は進化したエコーズアクト3で戦いますが、異変に気づき引き返した吉良吉影の本体のスタンド・キラークイーンの攻撃を受け倒れます。
康一から電話を受け駆けつけた仗助と億泰は、承太郎と康一を助けます。
吉良吉影はシアーハートアタックを切り離し、場を離れます。
触れれば爆発するシアーハートアタックを、仗助は修復し左手に戻し、吉良の本体を目指して行く左手を追いかけ、辻彩のエステサロンへたどり着きました。
その中では負傷した辻彩と、顔のない男の遺体がありました。
辻彩は吉良吉影に脅され、無理やりに背格好が吉良と同じ男と、顔や髪の毛や指紋を入れ替えさせられたと言いました。そして、辻彩は仕掛けられた爆弾によって死んでしまいます。
吉良吉影は、別人の顔と指紋を手に入れ雑踏へ消えていったのでした。
川尻浩作編
吉良吉影の家を捜索した承太郎、仗助たちは、そこで写真に写る老人のスタンドから攻撃を受けます。写真の中に写るものを自分の世界に引きずり込んで攻撃してしまうアトム・ハート・ファーザーは、吉良の父親の幽霊によるスタンドでした。
承太郎の機転により、攻撃を逃れることができましたが写真に入ったまま吉良の父親は家に隠し持っていたスタンドの弓矢を持って逃げ去ってしまいます。
そして、吉良吉影を守るために承太郎や仗助たちを倒すためスタンド使いを増やして攻撃してきます。
じゃんけん小僧のボーイズ・Ⅱ・マン、ハイウェイスター、チープトリック、エニグマが襲いかかってきますが、これを倒します。そして、スタンドの矢を受けた猫は空気を操る猫草となって川尻浩作の家で眠っています。
吉良吉影が乗っ取った男は、川尻浩作という名で妻・しのぶと小学5年生の息子・早人と暮らしていました。
吉良は波風を立て仗助達に気づかれないように川尻家で静かに暮らします。妻のしのぶは雰囲気の変わった夫に恋をしてしまい、僅かな変化は好意的なものと捉えていました。
しかし息子の早人は元々、自分は父母から愛された子どもなのかを確かめるために両親を観察しており、父親の異変に気づいていました。
ある日、早人はビデオカメラを持って父親を駅から尾行していると、父が若いカップルを殺害しているところを目撃します。
そこで、最近どこかおかしい父親は、やはり何らかの形で別人になってしまったと確信します。そして吉良の方も、殺人現場から走り去る早人に気づいていました。
同じ頃、他人になりすました吉良を見つけるため岸辺露伴も駅で吉良吉影くらいの背格好をした吉良ほどの年齢の男の写真を撮り続けていました。
吉良吉影のような男が他人と普通に暮らしていけるはずはない、ボロが出て家族が変だと思うはずだと、露伴は踏んでいました。
ある日露伴は何者かを追う川尻早人と、視線の先にいる川尻浩作に気づきます。同じ姓なのに、ビデオカメラを持って尾行していると露伴の撮った写真を見た鈴美がこれに気づき、露伴は次の日、川尻早人へ会いに行くことにしました。
その夜、早人を殺そうとする吉良でしたが、早人は、すべてをビデオに撮ってあり、隠してあることを盾に吉良を脅します。お前のしていることはすべて明るみに出るぞ、と。
吉良は逆上して早人を殺してしまいます。露伴が川尻早人に気づいていることを写真のスタンドの父親から聞いた吉良は、絶体絶命のピンチを迎えます。このタイミングで早人が消えるのは、自分が吉良だと言っているようなものだからです。
しかし、吉良は、自分の持つ人を殺さなければいられない性格を隠さず平穏に生きていくためにこそ、この街を出ないと強く決意した瞬間、スタンドの弓矢が再び吉良を刺しました。吉良は新しい能力を手に入れたのです。
翌日を迎えました。川尻早人は、なぜ自分が生きているのかわかりません。
不審に思う早人に、吉良は明かします。自分の本名は吉良吉影であり、これから早人が他人に吉良の正体を話そうとしたり、質問したりすれば早人に仕掛けられた爆弾が作動し、時間が1時間ほど巻き戻る、これが新しいスタンド能力、アナザーワン・ヴァイツァダストであると。
1度目は岸辺露伴が早人に気づき、早人を本にして吉良の正体を知り、アナザーワン・ヴァイツァダストで爆発します。
アナザーワン・ヴァイツァダストの繰り返しの中で、早人は露伴の他に東方仗助や虹村億泰、空条承太郎らが吉良吉影を探していることを知ります。
そしてあるとき、早人は猫草を持って家を出て吉良吉影を猫草の空気砲で狙います。
不意を打たれて怒った吉良吉影は、早人の前で「この吉良吉影」と口にしてしまいました。
その瞬間、集合場所へ来ていた仗助と億泰は、川尻浩作=吉良吉影であると確信し、吉良もアナザーワン・ヴァイツァダストを解除して応戦します。
触れると爆発するキラークイーンに、億泰のザ・ハンドで触れずに攻撃しますが、吉良吉影は猫草の空気砲で億泰を攻撃し、億泰は致命傷を負います。
仗助は億泰をクレイジー・ダイヤモンドで治療しますが億泰は目を覚ましません。
億泰を抱えたまま隣家に逃げ込む早人と仗助。空気砲で狙われますが、室内の仗助の居場所を電話で伝えていた写真のスタンドの吉良の父親を、倒し切り抜けます。
吉良のキラークイーンと、仗助のクレイジーダイヤモンドは激しい戦いを繰り広げますがキラークイーンの体に隠れた猫草が空気のバリアを作り、キラークイーンにダメージを与えられません。
そこへ、兄の夢を見て死から蘇った億泰がザ・ハンドで猫草を奪い取ります。
異変に気づいた岸辺露伴や広瀬康一、空条承太郎、近所の野次馬たちも様子のおかしい吉良吉影の周りに集まってきます。
爆発の通報を受けた消防隊や救急隊もやってきて、ある女性が吉良に近づいて「もうすぐ助けてもらえますからね」と声をかけました。
女性は爆弾に変えられ、アナザーワン・ヴァイツァダストが発動してしまう、その瞬間、広瀬康一のエコーズアクト3が発動し吉良の身体は地面に沈みます。その隙に承太郎がスタープラチナ・ザ・ワールドでキラークイーンにダメージを与えました。
すると、そこへ偶然にも救助に来た車に轢かれ、吉良吉影はあっけなく最期を迎えました。
そして杉本鈴美のいる道へ来た吉良吉影は、鈴美と犬のアーノルドによって後ろを振り向き無数の手に闇に引きずり込まれていったのでした。
そして、杉本鈴美は成仏し、ジョセフ・ジョースターもアメリカへ帰国して第四部は完結しました。
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まとめ
この記事では「ジョジョの奇妙な冒険」第4部・ダイヤモンドは砕けないのあらすじストーリーを紹介しました。
第1部〜第3部と違い、第4部のほとんどが普通の日常を舞台にしています。また、主人公の東方仗助もこれまでの主人公と比べると普通の高校生として描かれており、親しみやすく明るいキャラクターです。
それでいて、ちゃんとジョジョの物語として黄金の精神を受け継ぐ者達の熱いストーリーでした。
しかし、多くの謎を残したままの作品でもあります。例えば、透明な赤ちゃんは最後まで母親を見つけることはできずじまいでした。あらすじでは紹介しきれなかった宇宙人のミキタカの正体など謎が謎のままの部分も多いのです。
ただ、それこそが作者の狙いであり、作者の求めるリアリティと面白さだと言えるでしょう。現実世界では何でも白黒つけられるわけではありません。岸辺露伴は漫画の面白さはリアリティだと言っています。
荒木先生の思いが投影された岸辺露伴が主人公の短編集『岸辺露伴は動かない』も好評発売中です。
また直接のつながりはありませんが、第8部ジョジョリオンも杜王町が舞台で名前など重複する部分も多くあります。