吉良吉影は強くしすぎた?スタンド使いになったきっかけとは?
この記事では、吉良吉影は強くしすぎた?スタンド使いになったきっかけについてまとめました。
ジョジョ奇妙な冒険第4部のラスボスである吉良吉影ですが、連載当時作者は強くしすぎてどうやって主人公に倒させるか頭を抱えたそうです。
吉良吉影は強くしすぎた?
作者本人も吉良吉影を強くしすぎてしまったと悩んでいたそうですが、その理由は終盤で目覚める第3の爆弾「バイツァ・ダスト」が原因だと思われます。
吉良吉影のスタンド「キラークイーン」には元々2つの能力がありました。
1つ目は、触れたものを爆弾に変える能力です。
自分でスイッチを押して爆発させる「点火型」と爆弾に変えたものに触れると爆発してしまう「接触型」の二つの爆弾に変えることができます。
爆弾に変えられた物体や人物が爆発すると、粉々になって消滅してしまいます。
殺人衝動のある吉良吉影にとっては、証拠隠滅に最適な能力なんですね。
そして二つ目の爆弾が、シアーハートアタックです。
キラークイーンの左手にある爆弾戦車です。
この戦車がキラークイーンから離れて動き出すと、体温を感知して自動追尾、接触して爆発するという能力です。
火を起こして別の場所に誘導することも可能であったり、自動追尾型なので単純な動きしかできないという弱点も少しあります。
しかし、物理攻撃が一切効かなかったりとこの時点で充分強い能力であると思います。
承太郎もシアーハートアタックと戦ってかなりのダメージを負いました。
そして物語終盤、承太郎に敵わなかったりと追い詰められていった吉良吉影に第3部でも登場した矢が刺さることによって新しい能力が発現します。
それが第3の爆弾「バイツァ・ダスト」です。
バイツァ・ダストの能力は、少し複雑なので作中でどのように猛威を振るったのかを解説していきます。
まず、吉良吉影はエステ「シンデレラ」の辻彩を脅して川尻浩作に自身の見た目を変えてもらいます。
以降、川尻浩作として潜伏して過ごしていこうとするのですが、息子の川尻早人に正体がバレてしまいます。
追い詰められていった吉良吉影は絶望するのですが、そこで矢が吉良吉影に刺さり第3の爆弾が目覚めます。
バイツァ・ダストで川尻早人を爆弾に変え、「自分の正体を知ろうとする者を爆発させる」ようにしました。
そして、岸辺露伴が川尻早人に吉良吉影(川尻浩作)のことについて聞きますが、川尻早人は岸辺露伴が殺されてしまうため答えません。
そこで、岸辺露伴はスタンド「ヘブンズ・ドアー」を使って正体を突き止めます。
しかし、バイツァ・ダストによって爆殺されてしまいます。
その後、時間が1時間戻ります。
先程の出来事は吉良吉影は覚えていませんでしたが、爆弾に変えられた川尻早人は覚えています。
そして、同じことが起こらないように早人は露伴と会わないようにするのですが、接触してもいないのにヘブンズ・ドアーの能力によって自身の顔が本の様になってしまいます。
そして、露伴は早人に会ってもいないに関わらず爆発してしまいました。
その後、承太郎、仗助、億泰、康一と出会うのですが彼らを爆殺させないためには爆弾である自分が死ななければと考えカッターナイフを自分の喉に突き刺そうとします。
しかし、そのカッターナイフをキラークイーンが止めました。
その様子を見た四人は、攻撃を行いますが全員の瞳の中にキラークイーンが入り込み爆殺されてしまいます。
そして再び、時間が1時間戻りました。
作中では、このような流れでした。
では、具体的にどういった能力なのか解説していきます。
まず、バイツァ・ダストはスタンド使いではな自分の正体を知る人間を爆弾に変えます。
作中では、正体を一番最初に突き止めた川尻早人が爆弾にされました。
そして、爆弾に変えられた人物から吉良吉影の情報が漏れると、吉良吉影の情報を知った人物の瞳の中にキラークイーンが入り込み、爆殺されてしまうということになります。
そして、爆殺が行われた後、時間が1時間巻き戻ります。
この時、爆弾に変えられた者以外は先程の出来事を覚えていません。
スタンド使いである吉良吉影でさえも記憶がないわけですね。
そして、一度爆殺されてしまうと「運命」の力によってどうあがいても必ず同じタイミングで爆殺されてしまうのです。
ちなみに、時間の巻き戻りは初めての人物を爆殺すると発生します。
1回目は露伴の時、2回目は露伴の時には起こりませんでしたが、承太郎達を爆殺した際に発生しました。
バイツァ・ダストの弱点は、時間が巻き戻る前の記憶がない点と、爆弾に変えている間は自分はキラークイーンを使えないという点です。
バイツァ・ダストによって早人を爆弾に変えている間は、自分の身をキラークイーンで守れないんですね。
作中では、勝利を確信した吉良吉影が自分の正体を早人にバラすところを丁度仗助と億泰に聞かれてしまい、襲ってきたところを早人の爆弾を解除してキラークイーンで身を守りました。
このとき、露伴が爆殺されてしまう前の時間だったのでバイツァ・ダストが解除されたことによって露伴や承太郎達は爆殺されることはありませんでした。
吉良吉影がスタンド使いになったきっかけとは?
続いて、吉良吉影がスタンド使いになったきっかけですが、実は作中には描かれていません。
時期やきっかけは不明なんですね。
なので、自身の考察となってしまいますが吉良吉影の父である吉良吉廣が弓と矢で打ったのではないかと考えられます。
吉良吉廣はエンヤ婆から弓と矢を入手しました。
作中では仗助達を倒すために弓と矢を使って矢に選ばれる人間を探し、選ばれた人間を矢で打ち抜いてスタンド使いにしていきました。
この弓と矢を入手して吉良吉影のところに戻った時に矢が吉良吉影を選び吉廣が撃ち抜いたのではないでしょうか。
吉良吉影のプロフィール
- 生年月日:1966年1月30日
- 年齢:33歳
- 身長:175cm
- 体重:65kg
- 血液型:A型
- スタンド:キラークイーン
参照元:http://blog.livedoor.jp/jojodokoro/
まとめ
- 作者が主人公が負けてしまうかもと悩むほど強くしすぎた
- スタンドに目覚めた時期、きっかけは不明
吉良吉影の魅力は、静かに平穏に暮らしたいという願望と人を殺さないと気が済まないという性格が同時に存在している点にあると思います。