漫画『岸辺露伴は動かない』2巻の7話に当たるエピソード08のD・N・Aのネタバレについてまとめました。
皆さんの中で
「お母さんによくにているね」、「お父さんそっくり」
と言われた体験ありませんか?
外見だけではなく、癖も遺伝するとも言われてます。
たまたま聴いていた音楽が母親の青春時代に聴いていた曲と一緒だったなんて体験もあります。
今回のエピソードは遺伝に関するお話です。
Contents
【漫画】岸辺露伴は動かないエピソード08D・N・A|おもな登場人物じ
岸辺露伴(きしべろはん)
漫画家。リアリティーのある作品の為なら手段を選ばない男。スタンド能力は【ヘブンズ・ドアー】という相手の記憶を紙にして読んだり、命令したりできる。
山岸由花子(やまぎしゆかこ)
杜王町に住む女子高生。ヒステリックな性格である一方、恋をしている広瀬康一を思い続けているという一面をもつ。スタンド能力は【ラブ・デラックス】という髪を自由自在に操る能力である。
【漫画】岸辺露伴は動かないエピソード08D・N・A|ネタバレ込みのあらすじ
物語はあるカップルが交通事故により、負傷している場面からはじまります。
男性の方は怪我をしており、司法試験に合格する前に結婚するべきだったと後悔の言葉を話すのでした・・・
場面が変わり、岸辺露伴は山岸由花子(やまぎしゆかこ)によって公園に呼び出されたそうで、彼女の紹介で片平真衣(かたひらまい)というシングルマザーの女性と出会います。
真衣は15年前に夫を事故で無くしており、彼女の娘である片平真央(かたひらまお)は精子バンクの提供によって産まれた娘で言葉を逆さまに話す、まつげが逆さまに生えている、おしりにしっぽのようなものがあるという奇妙な少女でした。
真衣は娘である真央の病気に正体を突き止めてほしいとのことで、露伴はヘブンズ・ドアーを使って、真央の無意識の記憶を遡ります。
しかし、しっぽの正体は病気でも遺伝でもなく彼女のスタンド能力が見えているだけでした。
(スタンド能力はスタンド使いにしか見えないのですが、真央の場合はスタンドを持たない者にも見えているそうです。)
彼女のしっぽに触れると、真央はカメレオンのように保護色をまとい、周囲と同化します。
露伴は自分は真央のことを治す人間ではないと言いながら、真衣の要望を断りました。
気難し屋である露伴の態度に不満を持つ由花子。
彼女はあることに気づいていました。
露伴がスタンド能力で記憶を読んでいるときに、真央の記憶を一瞬だけ目撃しました。
そこには
真央の父親の情報が書いてあったのです。
彼は山形に住んでおり、年齢は30歳。身体的特徴として額に傷があるそうです。
その後、真衣はその情報をもとに真央の父親である人物を調査しました。
たまたま偶然、彼女はある男性を駅で目撃しました。
彼を追跡する真衣。
自販機ですれ違いますが、彼の後姿を見て、真央の父親であることを確信します。
彼には真央の特徴の一つである「濡れた足の歩き方」をしていたのです。
尾行しているといつもの公園にたどり着きます。
男は遊んでいる真央を連れ去ろうとしていました。
焦る真衣。
しかし、単なる人違いで、真央は保護色でいたずらをしていただけでした。
男は真衣に話しかけます。
彼は15年前、登山で怪我をして額に傷を負ってしまったそうで、危険な事はそれから一切しないそうです。
彼の息子・友弥と真央は同じ保育園であり、離婚しており、彼は山形市からはるばる息子に会いに来ているそうです。
真央はいつもの逆さ言葉を話します。
男はすぐにその逆さ言葉の意味を理解しました。
そして、彼は缶ジュースを真衣に差し出します。
真衣はそこで動揺します。15年前に事故で亡くなった夫と癖や行動が完全に一致していたのです。
その後、由花子いわく二人は引き寄せられるように結婚したようです。
【漫画】岸辺露伴は動かないエピソード08D・N・A|ネタバレ込みのあらすじ
シンクロニシティという概念があります。
簡単に言い換えれば、似たものは引き寄せられる、会いたいと思うとその人に会える
なんてことです。
真央と真衣は見えない引力によって引き寄せられたのか
それとも単なる偶然だったのか。
遺伝子が持つパワーだったのか。
私たちの生活でもしかしたら偶然出会った人が親戚であった。
なんてことがあるかもしれません。