この記事ではスティールボールランのキャッチザレインボーの能力とは?その強さを解説しております。
ジョジョ好きなら日常でスタンド使えたら、こんなことやあんなことができて楽しいだろうなー。
と誰もが想像すると思います。
露伴の【ヘブンズ・ドア】を使って、気になるあの子の記憶をコッソリ読んでみたり
しげちーの【ハーヴェスト】でお金を集めるようなスタンド使いであれば、このような悪さは思いつくのではないでしょうか。
今回はジョジョ第7部『スティールボールラン』に登場するスタンド使い
【キャッチ・ザ・レインボー】の強さについて解説していきたいと思います。
キャッチ・ザ・レインボー
ブラックモア
雨を空中に固定するスタンド。雨粒の上を歩いたり、固定した雨で敵を切り裂くことが可能。雨の中を自由に移動できるので、自分の身体をバラバラにして個別に移動させることも出来る。 pic.twitter.com/DKJoABUmJk
— ジョジョスタンドbot (@kbyshytr) February 29, 2020
スティールボールランのキャッチザレインボーの能力とは?
【キャッチ・ザ・レインボー】は『スティールボールラン』単行本8巻に登場する、ファニー・バレンタイン大統領の刺客であるブラックモアという男が使用するスタンドです。
ビジュアルは黒のレインコートと勾玉模様のようなズボンといった見た目で、晴れの天気でも傘を持ち歩いている不気味な男です。
性格は謙虚であり、「スイませェん」が口癖であります。
ソフトバンクのcmにブラックモア出てるやん。「スイませェん…」 pic.twitter.com/V6IOGfMcDK
— Matcha.☂️ (@MatchaVz) February 19, 2019
スタンド像は仮面のような見た目であり、虹が掛かれています。
スタンド能力は雨を空中に固定することができ、固定したその雨で空中を歩いたり、相手を切り裂く攻撃ができる能力です。
何かを固定してスタンド使いが空中を歩く姿は、ジョジョ5部『黄金の風』に登場する【クラフトワーク】を思い出します。
さらに、自分自身の肉体を雨水を介してパーツごと移動でき、傷口を塞ぐといった活用法も劇中では描かれていました。
ただし、この【キャッチ・ザ・レインボー】はあくまで「雨水」にのみ有効であって、ただの「水」では効果がないようです。
ちなみに、スタンド名の元ネタはロックバンド・レインボーの「Catch The Rainbow」から。
スティールボールランのキャッチザレインボーの強さを解説
キャッチ・ザ・レインボーの活躍は保安官であるマウンテン・ティムを殺害する、陰謀を察したルーシー・スティールの逃亡をいち早く気づくなど、弱腰で謙虚な見た目と相反して活躍ぶりを見せました。
雨の日にしか能力を使用できないというハンデはあるものの、雨が降ったとき【キャッチ・ザ・レインボー】の真価を発揮します。
このスタンド能力の使い方として、固定した雨水を刃物のように切り裂くことが出来ます。
雨という広大な射程範囲なので逃げるだけでも一苦労です。炎を操るアブドゥルの【マジシャンズ・レッド】で雨水を蒸発させる、【ウェザーリポート】で天気そのものを操る程度でしか、この能力を破ることは困難なのでは?
と初めて読んだとき思いました。
さらに、自身の体のパーツを雨水を媒介して移動させることが出来るという能力もあります。
相手の攻撃を避けるだけではなく、口を移動してかみついたり、会話をできるなど多岐にわたって使用ができる恐ろしい能力です。
雨水で傷口を塞ぐことも可能で、ルーシー・スティールに銃撃されて受けた致命傷を雨で一時的に塞いでいるシーンがあります。
雨の日であれば最強とも呼べるスタンド【キャッチ・ザ・レインボー】。
キャッチザレインボーの最後はどうなる?
マウンテン・ティムを倒した後、キャッチ・ザ・レインボーの本体であるブラックモアはルーシーから聖なる遺体の「脊髄」を奪います。
そして彼は大統領に遺体を渡すことより、遺体を自分のものにしようとする欲望に駆られてしまいます。
そして遺体の正体である人物の幻影をブラックモアは目撃します。
その隙にルーシーから銃撃を喰らい、致命傷を負ってしまいした。
しかし、なんとか傷を塞ぎ再び大統領への忠誠心を取り戻し「脊髄」を取り戻すべくルーシーを追跡します。
ジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターとの戦闘になりますが
ジャイロの放った鉄球の摩擦熱により雨水を蒸発されてしまい、ブラックモアは鉄球を受けてしまいます。
そして雨がやんでしまったことにより、致命傷を塞いでいた雨水の固定が解除され、彼は命を落とします。
まとめ
登場話数がわずかながらも、マウンテン・ティムやルーシー・スティールを追い詰めた
ブラックモア=【キャッチ・ザ・レインボー】。
バレンタイン大統領に忠誠を誓い、戦う姿はまるでDIO様に魅入られた彼の部下のようでした。
時代や舞台が違えば、おそらくブラックモアもDIOの強力な配下となっていたことに間違いないです。
そして、雨を使って様々な用途で能力を使用する描写は「スタンド」という概念があるジョジョならでは。
3部のケブ神や4部に登場する【アクア・ネックレス】といった水系スタンド使いは強力で非常に厄介な印象ですね。
実際に実生活で使用できたら朝の満員列車がキツいから、雨を渡って移動しよう!
といった使い方もできますね。
スティールボールランは魅力的なスタンドや壮大なストーリー構成の作品ですので、まだ読んだことのない方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。