ジョジョ7部

ジョジョ7部(SBR)漫画ネタバレ1話!スティールボールランついに開幕!

ジョジョ7部|漫画ネタバレ1話!
この記事では漫画版ジョジョ7部スティールボールラン1話のネタバレをアツくまとめています!


ジョジョ第7部の舞台はアメリカ!史上最大の北米大陸横断レース『スティール・ボール・ラン』が冒険の舞台!

様々な思惑を背負った者たちが、レース会場のサンディエゴビーチに集まっているッ!第1話では、「砂男(サンドマン)」がレースに参加する経緯と、謎の男「ジャイロ・ツェペリ」の登場が描かれているッ!

kanakana
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世界一巡後のジョジョが、今、幕を開けるッ!!

漫画版ジョジョ7部(SBR)|1話ネタバレ込みのあらすじ

部族の掟を破り「白人の書物」を隠していた砂男に対し、長老は頭の皮をはぐ刑を下した。馬に乗った部族の追っ手達に追われる砂男。

 

迫り来る追っ手が近づいてきたその時、砂男は身をかがめた後、爆発的な加速力で走り出した。呆気にとられる追っ手達。

彼は今で言う「クラウチングスタート」と「スプリントフォーム」を知っていた。

そして、追っ手達の馬を引きしてしまうほどの脚力、スタミナを持ち合わせていたのである。

 

しかし、速度を上げ、じりじりと距離をつめる追っ手達、砂男の背中に振り上げられた斧が迫る。

その時、砂男は追いかけてきた追っ手達の馬にわざと突っ込み、自分の体を馬に蹴り上げさせて岩場の上に登り、窮地を脱した。

 

すぐさま弓で砂男を狙うものの、砂男の右手からスタンドのような影……。

次の瞬間、砂男の姿は忽然と消えていた……。

 

傷だらけになりながら、何とか隠れ家の岩場にたどり着いた砂男。

しかし、そこにはすでに砂男の姉が先回りしていた。

姉は砂男に、自身も一緒に謝るから、部族のみんなに白人の本を読んだことを謝るよう勧めた。

 

しかし砂男はそれを否定する。

 

砂男:白人は「敵」だ だが……敵から身を守るには「敵」の文化をよく知らなくちゃあならないって考え方だってあるんだ

砂男:白人の基本概念は「カネ」だ もう祖先の土地なんてないんだ この場所はカネを持ってるヤツの土地なんだ

 

砂男は単なる好奇心や怖いもの見たさで白人の本を読んでいたわけではなかった。

そして、部族の土地が、白人にとってどう認識されているかも正確に理解していた。

 

その頑固な態度にあきれる姉を、岩場へと誘う砂男。

そこには岸壁が聳え立っていた。

岩肌には無数のスプーンで抉り取ったような跡が残っている。すべてが『完璧な球』の跡……。

砂男は白人の本もここで見つけたと姉に告白した。

 

砂男は、残された足跡から、誰かが「トレーニング」をしていたと推測していた。

一蹴りで8メートルもジャンプすることが出来る、優れた身体能力を持っているようだ。

さらに地面についた手の跡から「石か鉄か、なにか重いものを持っている」ことも読み取った。砂男が何を言いたいのか図りあぐねる姉に対し、砂男は旅に出ることを告げる。

 

砂男:これは新聞だ 読めるかい?『スティール・ボール・ラン』レース開催って書いてある…… 勝者には賞金がでる……

砂男:『5千万ドル(60億円)』だッ! この荒野が全部買えるほどの白人のカネだ! オレたちの祖先からの土地をッ!

 

豪奢な造りの部屋、執事風の男が、スティール・ボール・ランレースの主催者であるMr.スティールに、レースのスタート地点であるビーチがすでに大混乱の様相にあり、苦情も多数寄せられていることを告げた。

 

トラブルは自分で解決しろと一喝するMr.スティール、それに対し余りにも予想外のことが起こりすぎていると伝える執事風の男。

レースの参加者は2000人と、主催側の予想を大幅に上回っている。

観客も含めるとその数は膨大になり、このままではレース自体が開催できないと危惧していた。

 

やむなく予算を追加するMr.スティール、トラブルを起こした者達に対し、やめなかったら即刻追い出すよう強く命令する。

 

Mr.スティール:このビーチに居る限りは『ルール』はこのわたしだ!

 

執事が部屋から出て行くと、Mr.スティールは突然子供のように泣き喚き、傍に居た10代前半の少女に抱きついて不安を吐露した。

それをまるで妻のようにやさしくなだめる少女。

 

Mr.スティール:このレースがぶっつぶれたらどおおおしよおお~~~

少女:大丈夫よスティーブン 自信を持ちなさい……ガンバルのよ あたしのカワイイ人

Mr.スティール:うんボクがんばる

少女:よちよち

 

スティール・ボール・ランレースの記者会見が始まった。

このレースはスタート地点のサンディエゴからゴールのニューヨークまでの約6000キロを乗馬によって横断する「人類史上初」の大レースである。

賞金総額は優勝賞金は5千万ドル、自分の身を自分で守るために、銃器の携帯もOKと、想像を絶する過酷な展開になることが予想された。

 

続々と集まってくる優勝候補者たち。ワイオミングのカウボーイ、マウンテン・ティム、エジブトからラクダで参加するウルムト・アブドゥル、チンギスハンの子孫ドット・ハーン、イギリスの天才ジョッキーであるディエゴ・ブランドー…。

あらゆる国、分野の名だたる者達がレースへの参加を表明していた。

 

Mr.スティール:このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!この「スティール・ボール・ラン」レースは世界中の誰もが体験したことのない競技大会となるだろうッ!!

 

レースの受付所に男が現れ、乱暴に参加料が入った袋を置く。

係員からの説明を受け、サインを求められると、男は署名をした。

「ジャイロ・ツェペリ」と…。

ジャイロの肩には独特な形のガンベルトが下げられている。

しかし収納されているのは銃ではなく、球形の物体であった。

署名を終え、歯を剥きだして笑うジャイロ。

その歯は「GO!GO!ZEPPELI」と刻印された金歯だった。

 

ジャイロの下げている球形の物体に興味を示した男が背後から近づいてきた。

男が球体に触れると、それに気づいたジャイロも球体に手を添える。

すると男の足は、触れても居ないのに、まるで押さえつけられたかのように折れ曲がり、身動きがとれなくなってしまった。

 

ジャイロは、この男が参加料をくすねていたことに、すでに気づいていたのである……。

 

漫画版ジョジョ第7部(SBR)1話|見どころ

 舞台はアメリカ、史上最大の大陸横断レース「スティールボールラン」を軸に物語が展開していきます。

登場人物の砂男は、変わり者ではありますが、誰にも理解されないながらも部族のことを考え、レースの賞金で部族の土地を取り返すためにレースの参加を決意しました。

彼の「白人の知識」と「スタンド」を駆使したスピード感ある逃亡シーンは見所です。

そして、謎の男「ジャイロ・ツェペリ」…。

彼が持つ球形の武器には果たしてどんな秘密が隠されているのでしょうか?なにやら「スタンド」とは違った能力を持っているようではありますが…。

第1話の中では、ジョジョの過去の作品を読んでいると「ニヤリ」とさせられる名前がちらほらと出てきます。

kanakana
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こいつら、どう物語に絡んでくるんだ!?と思うこと間違いなし!もちろん初見の人でも楽しめますよ!ぜひ実際に読んで確認してみてくださいね!

 

漫画版ジョジョ第7部(SBR)1話|感想

待ちに待った新章突入!砂男の能力は、第3部のイギーのように砂を操るのでしょうか?

驚異的な身体能力と、しきたりに囚われない柔軟な思考はまさにジョジョの登場人物といった感じでカッコいいですね。

ジャイロはファミリーネームがツェペリ…

ということは、ツェペリ家に縁のある人物なのでしょうか?

第2部シーザーのような真面目さ、というよりは、第1部ツェペリ先生のような飄々としたキャラクターに近そうです。

もしかして、使う能力は「波紋」!?

しかしながら、刻印入り金歯や、「ニョホホ」という笑い方……ずいぶんと異質な印象を受けます。

ほかにも優勝候補としてたくさんのキャラクターが登場しており、彼らがどう物語を紡いでいくのか、楽しみですね!

kanakana
kanakana
もちろん一筋縄ではいかないでしょうけれども!