ジョジョ6部|漫画ネタバレ10話!
この記事では漫画版ジョジョ6部ストーンオーシャ10話のネタバレをアツくまとめています!
今回は、荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険 第6部10話”グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所”」のネタバレ込みのあらすじや見どころ、感想をお伝えします。
とりあえずグェスからは解放されました。
刑務所の暮らしをスタートさせる徐倫です。
脱獄はしたいけれども、とにかくまずやる事は「刑務所の内部の把握」と理論的に考える徐倫です。
刑務所内部とはどうなっていて、内部にはどんな人がいて、どんな「おきて」があるのでしょうか?
漫画版ジョジョ6部(ストーンオーシャン)|10話ネタバレ込みのあらすじ
電話をかけようと電話のコーナーに行く徐倫。
電話をかけている最中の女性から、通りすがりの徐倫に声がかかる。
「通話が切れそうだから、1ドル貸して、部屋に帰ればあるから、すぐに返すから」
快く1ドル渡し、隣の空いた電話を使おうとすると「あたしの番だ!」と殴りかかられ横取りされてしまう。
30分も列に並んで待っていた徐倫なのだが。
「刑務所の電話は予約制だ、1か月先まで予約いっぱいだ」と言われてしまう。
順番は「売るもの」なのだ。力で押さえ電話を「売る」そして「買う者」がいる。
そういう仕組みだったのだ。
「ママの声が聞きたい・・」と弱気になる徐倫にグェスが声をかけてきた。
えらく優しい態度だ。「あんたに忠告をしに来た」と言う。
先ほどの電話の件だ。女に1ドル貸したことが非常にまずい事らしい。
1度貸したら何回も要求される。
早く取り立てにいかないと、心も身体もなにもかも「たかられ続ける」と教えてくれた。
以前ここに入る前に説明された「囚人同士のものの貸し借りは禁止」だ。
これはこういう事にもつながっていた。「さっき電話代を貸した女からすぐに取り立てろ」とグェスは重ねて言う。
図書館にさっきの1ドル貸した金髪女がいたので徐倫は「返せ」と話す。
しかし女は「うるせーぞ、守銭奴か!!」と怒鳴り散らし「ついでに10ドル貸して」と徐倫に詰め寄る。
周囲もその様子を伺う。もちろん「徐倫が金づるにできる標的かどうか」見ている。
徐倫は女の事を無視して踵を返しトイレへ行き閉じこもる。
そのうち金髪女は腹具合が悪くなってトイレのドアを慌てて叩くが徐倫は無視。
徐倫が女の口にコインを砕いて粉にし「糸」を使って飲ませたのだ。
悲鳴を上げる金髪女に徐倫は「10ドルで売ってやる」ということにしてトイレを明け渡した。
1ドルが10ドルになった。ターゲットとは認識されなくなった。
徐倫は今までターゲットにされていた小柄な女にも別の囚人にも同じように金貨の粉を飲ませて、「ほかにもトイレを欲しがるやつがいるから先にトイレで待ってな」と教えてやるのだった。
図書館から取り立てを終えて戻る途中、鉄格子の向こうに野球のボールが転がる。
そしてそこには知らない少年が。驚く徐倫にその子は
「徐倫、明日の昼、あなたに面会人が来る。でも会ってはいけないよ「その人」に・・絶対!」と告げるのだ。
漫画版ジョジョ第6部(ストーンオーシャン)10話|見どころ
刑務所の力関係。すべてが「金で売り買い」するしくみ。
一度弱いと目をつけられると、色々なヤツからどんどん搾取されてしまう。
それをグェスから教えてもらうとはなんとも。でも実際そうなのです。
しかし徐倫は黙ってそんな目に会って黙っている気はさらさらありません。
知恵とスタンドで乗り切ります。「トイレの先取り」という技で。
そして既にたかられていた囚人にも「復活するきっかけ」を与えてやります、本人次第ではあるけれど、あくまできっかけを。
正義の心がある徐倫。
そして、新しい登場人物、野球帽を被った少年です。
少年が女性刑務所にいるわけがないのに、どこからともなく現れ、徐倫はあったこともないのに、助言をしてくれます。
面会人に会ってはいけないと。
漫画版ジョジョ第6部(ストーンオーシャン)10話|感想
まさかのグェスの忠告。
グェスは同じ房の徐倫のほうが「上」だと認めたから良い情報を与えてゴマをすろうとしています。
嘘ではないから良かったですが。
「正論が通用する」世界じゃないということです。
何が何でも力を見せつけ嫌な思いをしないよう、圧倒的な力を持つものが「快適」に暮らせる場所。
徐倫は「ずる」はしないでしょうか、うまくやっていく「強さ」「知恵」は持ち合わせていますから、普通の囚人相手には困ることはなさそう。