空条徐倫は最後どうなった?死亡説の真偽は?復活はあり?
この記事では、空条徐倫の最後や死亡説の真偽、今後の復活はあるのか?と気になることをまとめ、考察してみました。
ジョジョの奇妙な冒険第6部の主人公、『空条徐倫』
刑務所からの初登場という衝撃から始まる第六部『ストーンオーシャン』はじめは、父親に反抗する未熟な徐倫でしたが、困難に触れる度、大きく成長していきます。
覚悟を決めたときの精神力の強さは、ジョジョのキャラクターの中でも、ベスト3に入るのではないでしょうか。
空条承太郎の娘として、徐倫もまた、過酷な運命と闘うことになります。
空条徐倫は最後どうなった?
ジョジョの奇妙な冒険第六部の主人公、空条徐倫は、最後どうなったのでしょうか。
結論を言ってしまうと、なんと、空条徐倫は最終話を待たずに死亡してしまうのです。
そして、最後には意外な人物が生き残ります。
無実の罪で、刑務所に収監された徐倫。
徐倫が罠にはめられた理由は、父親の空条承太郎をおびき寄せるためでした。
黒幕のプッチ神父を追いかけ、徐倫、アナスイ、エルメェス、エンポリオはケープ・カナベラルへ向かいます。
戦いの中で、重力を操り、時を加速させる力を手に入れたプッチ神父。
時が加速する世界では、以下のようなことが起きていました。
雨が降って濡れたと思えば次の瞬間に乾いている
アイスクリームを手にした瞬間全て溶ける
とんかつソースを、ゆっくりかけようとすると、ドバっとたくさんかかってしまっている
冷凍庫に肉を取りに行ったら、その瞬間に自分が凍る
漫画を1ページめくるたび時計の針が1周する
高校球児の投げたボールが、光速でキャッチャーミットに収まる
数分前に負った傷の出血が、既に乾いてボロボロになっている
真昼だったのに、夕日が沈んでいる
など、とてもこの世のものとは思えない速さで、時が進んでいきます。
この加速する世界の中では、プッチ神父だけが、その速さについていけるのでした。
加速に対応できるのは、時を止める能力、つまり空条承太郎のスタープラチナ・ザ・ワールドの他にありません。
承太郎が受けるであろう最初の一撃は、刑務所から一緒に脱獄した、仲間のアナスイがダイバーダウンの能力で、引き受けることに。
そして、アナスイはこの窮地の中、生き残ることができたら、徐倫に結婚を申し込もうかなと、笑います。
徐倫はそれを、受けると言い、アナスイの言葉には『希望』があり、それはきっとうまくいく道だ、と言います。
しかし、空条承太郎はプッチ神父を倒すことよりも、徐倫を助けることを優先したため、死亡してしまいます。
アナスイも徐倫もエルメェスも倒れてしまいました。
プッチ神父とエンポリオだけが、生き残ったかに見えた時、徐倫は『ストーンフリー』の糸を伸ばして捕らえたイルカに、エンポリオを乗せます。
そして、徐倫は、自分がついて行けば、プッチ神父には居場所がバレてしまうため行けない、と伝えます。
『ここは私が食い止める!』
と言い、
プッチ神父にラッシュを叩き込みます。
『来いッ!プッチ神父』
その顔は不敵に笑っていました。
エンポリオへは
「生きのびるのよ、あんたは『希望』」
と、自らを犠牲にして、エンポリオを逃しました。
その姿に悲壮感はなく、覚悟を決めた者の爽やかな表情がありました。
エンポリオがたどり着いた、時が一巡した世界に、徐倫の姿はありません。
徐倫は死亡してしまいました。
しかし、ジョースターの残した『希望』は、血縁ではないエンポリオにも受け継がれていきます。
空条徐倫の死亡説の真偽は?
プッチ神父の激闘の末、最後は自分を犠牲にしてエンポリオを逃がすことを選んだ徐倫。
徐倫を残して、エンポリオがたどり着いた世界は、時が加速して一巡した世界でした。
エンポリオは、気がつくと、グリーンドルフィン刑務所にいました。そこには徐倫に似た人物と、承太郎に似た人物が。
しかし、二人は本人でなく、似ているだけの別人でした。
一巡した世界では、元の世界のままの人間はプッチ神父とエンポリオのみ。
やはり、徐倫は死亡したということになります。
最終話を待たずに、死亡してしまったジョジョの主人公は、徐倫が初めてではないでしょうか。
しかし、まだまだ若い徐倫ですから、もっと長く生きて、アナスイとも幸せになって欲しかったですね。
空条徐倫は復活して今後も再登場の可能性もアリ?
さて、プッチ神父との戦いに敗れ、死亡してしまった空条徐倫。
復活、または再登場の可能性はあるでしょうか。
現時点(2019年9月)では、第七部スティールボールラン、第八部ジョジョリオンに、空条徐倫は登場していません。
理由は、第七部、第八部が、プッチ神父の時の加速によってできた、新しい世界の話となっているからです。
直接的に第一部〜第六部のキャラクターは今まで第七部、第八部には登場していません。
ですので、もし登場するとすれば、徐倫という名の別人かもしれませんし、第六部のラストシーン登場した、アイリーンという徐倫似の女性かもしれません。
アイリーンは、第六部『ストーンオーシャン』最終話に登場する女性です。
アイリーンは、徐倫にそっくりなのです。まるで徐倫が生きていたかのような存在感です。
しかし、アイリーンは、一巡した世界の別人で、エンポリオや以前の世界の記憶はありません。
ちなみにアナキスというアナスイそっくりの恋人とドライブ中で、父親に会いに行くと言っています。
アイリーンと徐倫は、一巡した世界の、似ているけど別の人間。
ということは、第一部のジョナサン・ジョースターと、第七部のジョニー・ジョースターのような関係になっていると考えられます。
今後のストーリー展開次第で、一巡した世界が元に戻るようなことがあれば、徐倫の出番もあるかもしれません。
空条徐倫のプロフィール
ここでは、空条徐倫のプロフィールを紹介します。
名前の徐倫の由来は、
徐はゆっくりと動くさま、倫は、進むべき道、なかまという意味。
グリーンドルフィン刑務所の収監時のプロフィールはこちらです。
- 空条徐倫(CUJOH JOLYNE)
- 身長174センチ
- 体重58キロ
- 血圧正常、
- 虫歯の数1
- 入れ歯・ベロピアスなし
- 左腕に蝶の入れ墨
- 左肩に星型の痣
- 空条承太郎とアメリカ人女性の一人娘
徐倫の幼い頃、承太郎は家族を危険から守るため、あえて自分を家族から遠ざけていました。
空条承太郎が、杜王町へ行っていた頃、徐倫は幼く、42℃の熱を出しても父親は来てくれなかったと嘆いています。
父親への反抗心から、バイク泥棒と自動車泥棒の前科あり。
第六部はじめ、刑務所へ面会に来た空条承太郎に会いたくないがために、看守を殴り、『これで懲罰房行きだ』と言います。
しかし後半になるにつれ、承太郎が何から自分を守ってくれていたかを、身を持って知ることになります。
まとめ
いかかだったでしょうか。簡単にまとめてみます。
- 空条徐倫は、プッチ神父との戦いの最中、死亡してしまう
- 時が一巡した世界には、アイリーンという別人の女性が登場するが、空条徐倫とは別人
- 空条徐倫は第七部スティール・ボール・ラン、第八部ジョジョリオンには登場していない
覚悟を決めたときの精神力の強さ。
そして包み込むような優しさ。